情熱大陸に久保俊治が出演!羆撃ちが語る自然との共生とは?

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久保俊治

情熱大陸にヒグマハンターの久保俊治さんが出演されます。

久保俊治さんはこのご時世にあって、
ハンターという職業で生きている
とてもめずらしい方です。

今回はそんな久保俊治さんに迫ってみました!

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20歳の時にハンターになることを決意

久保俊治さんは休日に狩猟を趣味としていた父の影響で、
次第にその世界にのめり込んでいきます。

 

そして20歳の時に狩猟許可証を取得した際に、
今後の人生をハンターとして生きていくことを
決意します。

当時の西暦は1967年。

日本の高度経済成長期まっただ中の時期であり、
周りの友人はどんどんと就職をしていく中で
そういった結論を下したことはかなり異質であると言えます。

 

北海道の小樽市出身で、
周りを自然に囲まれていたということも
ハンター決意の要因としてあったのでしょうが、
やはり父の影響が決定的なようですね。

書籍で明かした自然との共生

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久保俊治さんは「羆撃ち」という自伝的な本の出版をしており、
そのハンターとしての生活について
詳細な記録を残しています。

 情熱大陸に久保俊治が出演!羆撃ちが語る自然との共生とは?

それによると、久保俊治さんはハンターとして活動している時は
ほとんど山から降りてこずに、
唯一下山するのは獲物を得る時と禁猟期のみ。

それ以外は、北海道の山奥でテントを張り、
寝袋にくるまって過ごすような日々がずっと続くのだとか。

この本の特徴は小説家顔負けの表現力と
圧倒的なリアリティです。

実際のヒグマとの対峙の場面の緊張感の描写も見事ですが、
ただ山の中を歩いている時の情景の説明も
非常に美しい文章で綴られています。

葉を透かして薄く差す光は青く薄暗いし、
湿った匂いがし、音までが違っている。
立っていたときは目につきにくい地味な褐色の小鳥、
ヤブバシリだろうか。
か細い声でチッチッと鳴き、込み合った藪を伝っていく。
そしてときどき小さな羽音を立てて少しずつ飛び移っていく。
落葉の重なった中をクモや他の虫が動いている。
タニシのような形をした白い透けるような薄い殻で、
ササの茎にしがみついている小さなカタツムリもいる。
膝をついて周囲の様子をうかがうたびに、
湿気がジンワリと膝の肌に冷たくしみてきて、
腐った落ち葉の匂いが湧き上がる。

 

いかがでしょうか?

とても毎日をハンターとして過ごしているような方の
文章には感じませんよね。

恐らくはもともとの感性が素晴らしい人なのだろうと思われます。

 

実際にヒグマを仕留めたときは、
全てを持ち帰ることはせずに、
その一部を森へと返すそうです。

そして自分の必要な分だけを
何度も往復して持ち帰るそうです。

 

ハンターと聞くとあまり良いイメージを
持たれない方も多いかと思います。

ですが、我々はどうしても
他の生命の犠牲の上に成り立っています。

別に菜食主義者であろうとも
それは変わりません。

 

久保俊治さんはヒグマの肉を食べる時に
「美味しい」と表現することを厭いません。

それは我々が、高いステーキを食べて、
「美味しい」と口にすることと何ら違いはありません。

ですが、唯一違いがあるとすれば、
食事をして生きていくということの全てを
久保俊治さんは自分自身でやっているということです。

 

もちろん、久保俊治さん自身にも葛藤が無いわけではありませんが、
そのことを認識した上で、

「この獲物の全責任を負う」

と心に毎回誓うのだそうです。

 

乱れてくる呼吸を整えながら、一歩一歩登る。重い。
この重さは羆の命の重さなのかもしれないと思う。
こんな山の奥から運び出す苦労は、覚悟の上である。
引き金に力を加える前に、獲物の全責任を負うことを誓ったのだから。
斃された命を決して無駄にはするまい。
運びきって、生きてきた価値を俺を通して発揮させてやるのだ。
そう自分に言い聞かせながら歩く。

 

この方を見ていると、
いかに自分が何も考えずに食事をしているのかを
思い知らされます。

「生きる」ということは色々な切り口がありますが、
このような方から学ぶ「生きる」というのも
非常に奥深く、取り入れるべき要素が多いような気がします。

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